そんな空き家を宿泊施設として「郡上八幡産業振興公社」が有効活用しており、
私の友人が郡上八幡に来た時にその中の古民家再生物件を今回利用させてもらいました。
この物件入り口は民家の脇にあるなんてことはない扉からですが、
扉を開けるとそこから細い通路が30メートルほど続き、

そこを抜けると雰囲気の良い中庭が現れます。

そしてその先に古民家がいきなり現れるのですが、
このアプローチですでに「隠れ家」感を味わえます。
そしてこの古民家が素晴らしいのはその窓から眺める風景で、
目の前に吉田川と小駄良川の合流点が広がり、
刻々と移り変わる水面の表情を楽しめます。
清らかな水と町並みが溶け込んだ景色はまさにこれこそ「水のまち郡上八幡」といった感じです。
さらに右手を見上げると、
日本最古の木造再建築城「郡上八幡城」がそびえ、
城・水・街が一体になりなんとも言えない情緒を醸し出しています。
私も長年この町に住んでいましたがこんな眺めが見られる場所があるとはビックリしました!
(この物件には昔、大物俳優の渡辺Kさんがお忍びで泊ったことがあるそうですよ)
こんな風景が街のど真ん中の古民家から眺められるのも郡上八幡ならではです。
この空き家再生としれ利用されている古民家宿に興味がある方は、
「郡上八幡産業振興公社」にお問い合わせしてみて下さい。